固体力学
授業内容
本講座は、連続体力学の一分野として、構造力学を学びなおすこと
を目標としている。 ベクトルと行列の概念を、もう一度復習するこ
とから始め、3次元座標系における応力、ひずみのテンソルについて、
解説する。
また、レーリーリッツ法による具体的な数値解析問題を解き、最後
に有限要素法による数値解析法を解説する。
シラバス
◇第1週 直交座標系におけるベクトルとテンソル代数
◇第2週 線形変換とテンソルの定義
◇第3週 交代テンソルと対称テンソル
◇第4週 スカラー、ベクトル、テンソルの方向微分
◇第5週 テンソル場の方向微分とひずみテンソルの定義
◇第6週 線積分と発散、回転
◇第7週 ひずみテンソルの定義と適合条件式
◇第8週 応力テンソルの定義と発散定理
◇第9週 弾性理論と幾つかの例題(梁の曲げ理論)
◇第10週 発散定理と仮想仕事の原理
◇第11週 仮想仕事の原理と最少ポテンシャルエネルギーの原理
◇第12週 レーリー法による近似解法
■ 講義ノート ■
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